ちょっと前のお話になるんだけど、自宅の浴室に簡単な収納棚をDIYしました
近所に新しくホームセンターができたんですね。
ふと嫁さんと立ち寄った時に、金物を発見したんです。
そこで嫁さんが一言。
「これで何か作って!!」
出ました!無茶振りwww
そんな経緯で、浴室に簡単な収納をDIYする事になったんです。
材料はシンプルになるべく安くがモットー
せっかく作るなら、なるべく安くて良いものを作りたいよねーって事で、底価格で段取り。
なんせ普段の製作とは違って、お金が発生しないんです(現金主義w)
よって容易したのはこの2点。
- ノーザンパイン集成材
- ironの棚受け
この二つでLet’ DIY!!!
黒がさりげなくカッコいいironの棚受け
嫁さんが見つけたiron。
シンプルながらもしっかりしてて、黒がイカしてました。
ノーザンパイン集成材
やっぱり無垢板でいきたいって事で、今回はパインの集成材を使用。
これは以前、店舗家具のご依頼を受けて発注したもの。都合よく余りがあったのでラッキーでした!
厚みは25mmの節あり。俺は無節よりこっちの方が味があって好きですね。
金物と板だけで作れる収納棚作業工程
まずは、実寸。ピッタリ寸法で納めるためにはこれが一番重要です。
マイメジャーを使って設置したい場所の寸法とり。
それを元にこんなラフデザインを描いてみました。
ちなみに使ったソフトはiPad Proの標準メモアプリ。
定規に鉛筆、様々な色まで使えてラフスケッチにはもってこいですよ。
複雑な造りや、自社の職人に任せる時はJWWでCADを引くけど、簡単な制作にはラフスケッチで十分。
自分の頭の中に、ある程度の図面は描けてますし。
パイン材の加工
今回はパイン材の端材を100mmと140mmにカット。
曲がりを見て必要な箇所を鉋で面取り。
この曲がりが、無垢材の性質。曲がっていない木などこの世に存在していないのです。
設置!!
それぞれに決まった寸法にカットした材料を設置場所に移動。
今回は、100mm幅のパイン材を壁に縫い付けていきます。
これはそこそこの重量でも、落下しないためのもの。
普通、壁材には間柱が決まった寸法に入っていて、そこに直接ironを縫いつけても良かったんですが
あえてパインを下地材として使います。
予定しているものは、服やタオルなどの比較的に軽い衣類たち。そんなに重量がないもののこの心配症は「職業病」。
この世界には『絶対』は無いんです。過信せずにどんなものでもおける頑丈設計&デザインでいきます。
100mmにカットしたのはデザインです。
端材を有効活用したかったし、仮に3x6板をそのまま縫い付けると面白くないなぁ〜〜と。
そこであえて100幅に揃えて、重なる部分にあえて面取りをしてます。
並ぶとそれぞれの板がV字になるので、少しの段差隠しにもなりますよ〜
完成!まとめ
完成したのはこちら!
140mmにカットしたパイン材は、棚板。黒いironにそのままおけるように寸法を取ったものです。
本当はこれに、オイルで自然塗装仕上げにする予定だったんですが、パイン材がもつ本来の木の匂いを嫁さんが気に入り今回は無し。
塗装代がうきましたw(お小遣いが減るとこだったw)
依頼されてすんげー時間がかかったけど、いざ制作にかかると2〜3時間で完成しましたよ!
子供の服や、お風呂の着替えと、そんなに置く!?ってくらいガッツリ使ってくれてます。
めでたし。めでたし。