【悲報】俺氏、社長ながら社畜だった事が判明してしまうwww

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【悲報】俺氏、社長ながらも社畜だった事が判明してしまうwww

俺は社長です。

福岡県にある小さな工場で別注家具を製作してます。

開業してから、ありがたい事にもうすぐ10年の月日が経とうとしてます。新規事業者が開業してから、5年続かない企業が多数あるという中、この節目を迎えられそうなのは本当に有難い事。

でも、俺の中で1つの大きな過ぎる問題があるんです。

それは....

 

 

俺、社長だけど社畜なんですw

 

会社の代表をしておきながら社畜と変らない状態。そう思う理由は大きくわけて2つ。

  • 会長の元で知らない所で動く数多くの依頼
  • 納期が短く残業続きでこなす下請けの仕事

いや、有難い事なんですよ。このご時世仕事なくて遊んでいる企業があるくらいだし。でも、仕事をやってる感より、やらされてる感が強く「俺何やってるんだろう?...」って思うことが多くなって来たんです。

「これは甘え何だろうか?」自問自答する日々が続きます。

自分で立ち上げた会社なのに、全然自分の会社じゃないみたい。雇われてがむしゃらに働かされて生活してる...まさに社畜のように思えてならないんです。

これじゃ何のために会社を立ち上げたのかわからない!

居ても立っても居られない状態に陥った俺は、解決策を見つける旅に出ます。

会長って社長より偉いんだよ?w

俺のプロフィールを見てもらると分かると思うけど、俺は3代目になります。じぃちゃんが立ち上げて、父が引き継いで一度廃業。道楽息子の俺が帰省して再び開業しました。

開業当初は当然ながら俺ひとり。たった1人で数ヶ月仕事をこなしていたある日、会社にふらりと現れた父。

 

「俺会社辞めてきたぞ!」

 

廃業して叔父の会社で働かせて貰っていた父が、息子を助けようと社長である叔父に話をつけて突然やめ来たんですw

本気でびっくりしましたが、その気持ちは本当に嬉しかった。長男である俺が親の面倒を見なきゃと思っていたので、他で働くより気楽に働いてゆっくりとした老後を送ってもらいたいと思ったからです。

それから母と叔母、昔働いて貰っていた職人と俺の体勢になり、父の代で付き合わせて貰っていた企業様に仕事を頂きながらバタバタながらも順調に製作をこなしてました。

小さな会社なので役職なんて無いながらも、2代目社長で父なので自然に会長ポストに。やはり元社長とだけあり、次第に会社運営は俺の知らない所で一人歩きし始めます。

 

納期が短い仕事に次々と追われ早出、残業でこなす日々。家族サービスさえままなら無い状態。疲労困憊に加え俺の心まで蝕まれストレスフルな状態に。日々追われまくるだけ仕事にモチベーションも上がらずいつしかため息の毎日。

俺は社畜なのでは?と思った瞬間ですw

仕事が頂ける事に有り難みと同時に襲う不安に憤りを感じ始める

俺が新規でお付き合いさせて頂くようになった企業もあるものの、8割は父の代に気付きあげた馴染みの企業様達。

別注家具は単価は取れるものの、手間が多く技術で成り立つやりがいのある仕事。しかしその反面、仕事量に波があり工程がパンクする月もあるが、スカスカの月もある不安定な職業。

そんな波を乗り切るために父が複数の企業様と付き合い築き上げた実績。その実績のおかげで今の現状がある揺るがない事実。でも支払いが翌月、翌々月の企業様が多数で資金繰りが厳しく父の代と違い不景気な今、売り上げがあっても苦しい状況が続いているのも事実。

 

そんな中、定年を迎え職場を去る職人と同時にまさかのコロナの大打撃!

仕事が無いとまでは行かなくとも、依頼が激減しひとりで余裕なくらい仕事量の月があり、助成金を頂くも苦しい状態。その中で開業時に運転資金として融資してもらった借金を返済していく二重の苦しみが俺を襲う。

何でも気の持ち用だと思う。心が満たされているとどんな困難でも太刀打ちできるモチベーションを保てる。でもでも士気が無い今の状態のまま仕事をしていると不安しかなくなる。

理不尽な納期に、理不尽な言いがかり。全ての企業様がそうではないが、そんな対応すらできずフラストレーションだけが溜まっていく。

やっぱり俺は社畜だと再認識する。

人生は一度切り!やりたい事しないと損をする

ありえないけど、明日あなたが死ぬとわかったとしよう。

最後の1日を終えベットに入り眠る前に今までの人生を振り返ってみる。その時に悔いのないいい人生だったと心から言えるだろうか。

 

 

 

俺は言えない。だって社畜だもん。

 

もし今死ぬとわかったら不満だらけの人生で幕を下ろしてしまう事になる。後悔したところでもう戻れない。「あーしとけば良かった、まだこれがやりたかった」とあがいてみてもどうする事も出来ない。

人生何があるかわからない。もしかしたら本当に明日死ぬかもしれない。そうなった時、人生を満喫できていない自分にきっと腹が立ってくる。

 

動き出さなきゃいけない。不安でも立ち止まっちゃいけない、躊躇なんてしてらんない。

だって、人生はたった一度切りだから。やりたい事をやらないと損をする。時間は容赦なく過ぎていくし待ってくれない。

自分が甘い考えだということは分かってる。自分勝手だということは十分承知している。他人に後ろ指さされてあいつは馬鹿だ!って言われることだって百も承知。

後でやろうは馬鹿野郎。やらずに後悔よりやって後悔。失敗は成功の素。失敗して会社をたたむ事になったら、トラックで郵送でもするかw

 

どこかで聞いた事ある言葉ばかりだけど、そう考えてみたら、素直に一歩を踏み出そうと思えた。

 

 

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akisboogie

自由人。自分らしく自由に生きて行くために、free spirit project(自由人project)を立ち上げ。生業である特注家具職人との二足のわらじで活動中。

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